先日、少し遠出をして「福島は語る」(土井敏邦監督)を観て来ました。
事故から8年が過ぎメディアが取り上げることも少なくなりました。
重たく、切なく、悲しいドキュメンタリ-映画でした。
生業を、故郷を奪われ、家庭を壊され、人生を狂わせられた多くの方々。
小学校の先生は(当時は双葉町)「3,11は仕事を休みます。避難している子供とドライブします。子供達も経験則で出身地は明かしません」と・・・涙が出てきます。
オリンピックどころではないでしょう、聖火のスタートは「Jヴィレッジ」だそうですが福島の皆さんの心境は?
土井監督は「原発事故によって人生を変えられてしまった十数万人の被災者たちの心の傷は疼き続けています」と。
被爆国日本が、福島の事故を起こしても再稼働を続ける。政官財の既得権益の癒着。
原発はゼロで日本を再生すべきです。
水俣病等の公害、諫早干拓などの公共事業、現在の辺野古、沖縄は75年間苦しんでいます。沖縄では民意が示されたのに、なぜ話し合いの場を持たないのでしょうか?
これは他人事ではなく誰でも明日は当事者になると!!
私は、自国は自国で守る、備えは自国でするです。
現状、同盟が必要であれば、国民全体で議論し、各自が応分の負担をする、当たり前の事です。
為政者は、問題をまず隠す、バレたら言い訳をする、次に矮小化する、そして忘却を待つ、この4ステップです。
諫早干拓は、50軒の方が営農されているそうですが、戦後の食糧不足がスタートの計画です、そしてコメ余りで減反政策。3000億もかけ干拓を作る必要があつたのでしょうか?
タイラギは育たなくなりました。佐賀、長崎の漁師は廃業を余儀なくされました。
故郷を離れ日本全国へ移住されています。入植された営農家者の何倍もの漁師です。
国は、有明海のメガ事業を潰しました。
国と争っても勝てないかもせれません。福島の方々は怒りを国、東電にぶつけ続けるべきです。この様な非人道的な行為は許されるものでは有りません、国民は応援し続けると想います。